- すまい生協の事
~M様邸ができるまで~配線立ち会い編
家づくりは、図面の上で夢を膨らませる段階から、いよいよ現場で形になっていく段階へと進んでいきます。
中でも特に重要なのが、住み心地に直結する「配線立ち会い」です。
今回は、現在建築中の「M様邸」にて行われた配線立ち会いの様子をレポートします。
配線立ち会いとは?

配線立ち会いとは、壁にボードを張る前の段階で、図面をもとに
現場監督とお施主様が「コンセント」や「スイッチ」の位置・高さを現場で最終確認する作業のことです。
「図面通りだから大丈夫」と思っていても、実際に空間に立つと「もう少しコンセントの位置が高い(低い)方が良かった」「ベッドを置いたらコンセントが隠れてしまうかも?」といった図面だけではわからない気づきが生まれます。
このタイミングが、後悔を未然に防ぐ最後のチャンスなのです。
ちょっと難しい電気の話
VVFケーブル(3芯)

写真にあるグレーの線は、住宅で最も一般的に使われる配線ケーブル「VVF(3芯)」です。
VVFとは「Vinyl insulated Vinyl sheathed Flat-type cable」の略です。
絶縁電線をビニルの外装(シース)で覆った電線です。
中に、黒・白・赤(または緑)の3本の心線が入っています。
この「3芯」タイプは、照明のスイッチ回路など用途に応じて使い分けます。
電気の安全を守る「アース線」

配線の中に「緑の線」が見えます。これが「アース線(接地線)」です。
洗濯機や電子レンジ、エアコンなどの家電製品に漏電が起きた際、電気を地面(大地)へ逃がすための「逃げ道」です。
感電事故を防ぐための、暮らしを守る非常に大切な線です。
配線を固定する「ステップル(ステープル)」

壁や柱に這わせているケーブルをよく見ると、小さな留め具で固定されているのがわかります。
これを「ステップル(ステープル)」と呼びます。
電線がだらんと垂れ下がらないように保持し、配線を整理・安全に保つ役割があります。
天井裏の「ジョイントボックス」

天井裏を覗くと、配線が集まる「ジョイントボックス(接続箱)」が見えます。
たくさんの配線がここを経由して、各部屋へ電気を分配しています。
透明なため、内部の結線が目視で確認することができます。
高気密を守る!「気密カバー」

壁に埋め込まれたスイッチやコンセントボックスに取り付けられた「気密カバー」です。
実は、壁に穴を開けてコンセントを設置すると、そこから隙間風が入ってきて家の断熱・気密性能を下げてしまうことがあります。
すまい生協では、このようにしっかりと専用のカバーを取り付け、外気の侵入を徹底的にブロック。
高断熱・高気密住宅を維持するための「見えないこだわり」です。
「失敗しない」チェックのコツ
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家具の配置を「実寸」でイメージする
「テレビを置く場所」「ソファの横」など、図面に置く家具を書き込んでおくとミスが減ります。
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掃除機・キッチン家電・スマホ充電を考慮する
意外と忘れがちなのが、ルンバなどのロボット掃除機や、キッチンの調理家電です。
使う場所の近くにコンセントがあるか、今の生活を思い浮かべてください。
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高さを工夫する
ベッドサイドなら「枕元の高さ」、キッチンの作業台なら「調理中使いやすい高さ」など、生活スタイルに合わせて高さを変えるだけで、使い勝手が劇的に変わります。
イメージが、理想の暮らしを作る
これから家づくりを始める方も、ぜひ自分の暮らしではどんな場所に何個コンセントが必要かを考えてみてください✨
今回のM様邸の進行状況は、これからも随時更新していきますのでお楽しみに!
