- 家づくりの豆知識
開放的でお洒落な「勾配天井」のキホン
勾配天井とは
屋根の形を活かして天井に傾斜をつけた天井の事です。
平屋の天井や上に2階部分がない1階の空間につくられるケースが多いです。
メリット
解放感を出すことができる
天井が高くなるため、圧迫感がなく、視線が抜けて広々とした印象になります。
通気性を良くできる
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ流れていく性質を利用して、部屋の通風を良くすることができます。
勾配天井の空間は窓の高さの違いをより大きくできるので、効率的に空気が入れ替わりやすいです。
デメリット
メンテナンスが難しい
勾配天井の上部にある窓やシーリングファンを掃除をすることが難しいです。
場合によっては足場が必要になりメンテナンスコストもかかるケースもございます。
コストがかかる
勾配天井にすることにより
壁の面積が増える分、材料費や施工の手間も増え
建築費用が通常の平天井と比べると高くなります。