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~M様邸ができるまで~第三者機関がプロの目でチェック!中間検査編

こんにちは!すまい生協です。

一生に一度の大きな買い物であるマイホーム。

「工事は順調に進んでいるかな?」「見えない部分もしっかり作られているの?」と、ワクワクする反面、不安を感じることもありますよね。

今回は、そんな安心な家づくりに欠かせない、非常に重要な工程「中間検査」の様子を現場からレポートします!

中間検査ってなに?

家が完成してからでは見ることができない「骨組み」や「接合部」を、第三者機関の検査員が厳しくチェックする工程のことです。

福島県では木造住宅の場合、延べ面積が100㎡を超え、地上2階建て以上の建物はこの検査を受けることが義務付けられています。

「図面通りに柱が立っているか」「地震に強い金具が正しく付いているか」を確認し、合格しないと次の工程(壁を張るなど)に進むことができません。

まさに家の健康診断のようなものです!

敷地

まず、敷地の形状(境界杭など)や方位が、申請図面と一致しているかを確認します。

隣地との境界を正しく守っているか、建物の配置や方位に間違いがないかを目視と計測でチェックします。

これは、将来的なトラブルを防ぎ、法的な制限(建ぺい率や隣地斜線制限など)を遵守するために欠かせません。

また、家を建てるには「幅員4m以上の道路に2m以上接している」などの厳しい決まりがあります。

検査では、接道長さや道路の幅消防車などの緊急車両がスムーズに通れる環境が確保されているか、道路境界線を越えて建物が建っていないかを確認します。

さらに、建物が崖崩れ等の危険がある場所に建つ場合擁壁の設置状況の確認が行われます。

その他、敷地の高低差の確認支持地盤の地耐力の確認が行われます。

建物の形状

  • 建物位置(境界線等からの距離)と方位の確認

家が敷地のどの場所に建っているかをチェックします。隣の家との境界線から必要な距離(離れ)が確保されているか、また図面通りの向き(方位)で配置されているかを計測します。

なぜ大切?:将来の隣地トラブルを防ぐとともに、建ぺい率などの法的制限を確実にクリアしていることを証明するためです。

  • 屋根の形状の確認

図面で指定された通りの屋根の形(切妻、寄棟など)や勾配(傾き)になっているかを確認します。

なぜ大切?:屋根の形状は、雨水の流れや耐風性能に直結します。また、次に説明する「高さ制限」にも関わるため、正確な施工が求められます。

  • 斜線制限等に適合した高さの確認

「北側斜線制限」や「道路斜線制限」といった、周囲の日当たりや風通しを確保するための法律に従い、建物が制限を超えた高さになっていないかをチェックします。

なぜ大切?:建物が高すぎると、近隣の方の生活環境を損なったり、法的に「違反建築」となってしまったりするリスクがあります。これらを未然に防ぎ、周囲と調和した家であることを確定させます。

柱でまずチェックされるのは、家を支える「柱」そのものの材質です。

写真にある青いシールは、厳しい基準をクリアした「JAS(日本農林規格)」の証。

木材の強度や含水率が明確に示された「構造用集成材」を使用していることを、一本一本確認していきます。

その他、位置、形状・寸法の確認欠込み部の補強の確認通し柱の確認や継ぎ手の位置接合方法・状況の確認防腐・防蟻措置の確認が行われます。

横架材:地震から家族を守る「接合金具」

木造住宅の要は、柱と梁を固定する「金具」です。

斜めに入っている「筋かい」を固定するプレートや、柱が抜けないように踏ん張る金具が、規定のビス(ネジ)で正しく留められているかを見ます。

これらは壁に隠れてしまう部分なので、このタイミングでの検査が非常に重要です。

筋交い等

筋交いの検査でまず最初に行われるのが「材質の確認」です。

どんなに立派な柱でも、中身がスカスカだったり強度が足りなかったりしては意味がありません。

すまい生協では、厳しい基準をクリアしたJAS規格の構造材を使用しており、一本一本に貼られたシールや印字をもとに、規定通りの強度が確保されているかを確認します。

次に、図面通りに施工されているかを測る「形態・配置、形状・寸法の確認」です。

筋かいは家全体のバランスを見て配置されています。

現場では検査員が実際に正しい場所に適正な太さの部材が配置されているかを厳しく審査します。

さらに、構造の弱点を作らないための「欠込み部の補強の確認」も欠かせません。

柱と筋かいが交差する部分を削る(欠込み)場合、そのままでは強度が落ちてしまいます。

そのため、専用の金物で適切に補強されているか、チェックされます。

最後は、家の寿命を左右する「防腐・防蟻措置の確認」です。

福島の高温多湿な環境から骨組みを守るため、適切な薬剤処理や対策が施されているかを確認します。

小屋組み

「小屋組」とは、屋根を支えるために組まれた骨組みのことです。

まず行われるのが「材質の確認」です

屋根の重さをしっかり支えるために、梁や束といった部材に、強度や品質の裏付けがある木材が適材適所で使われているかを確認します

次に「位置、形状・寸法の確認」です

図面通りの高さや間隔で骨組みが組まれているかを計測し、屋根の形状を正しく支えられる構造になっているかを丁寧に見ていきます

さらに重要なのが、「振れ止め、火打ちの設置の確認」です

振れ止め: 束(垂直の短い柱)が倒れないように固定する部材

火打ち(ひうち): 梁などの角の部分に斜めに入れて、水平方向の歪みを防ぐ部材

これらが正しく設置されているかを確認することで、強風や地震が起きても屋根の骨組みが変形しない「強い構造」であることを証明します。

接合部

「接合部」の検査は、いわば家の「関節」が外れないよう固定されているかを確認する、構造における最重要ステップです。

中間検査では、以下のポイントを網羅的にチェックします。

  • 基礎から柱までの連結

基礎と土台を繋ぐ「アンカーボルト」や、柱が抜けないよう固定する「ホールダウン金物」の位置と接合状況を確認します。

これにより、建物が土台から浮き上がるのを防ぎます。

  • 骨組みの接合

「柱と土台」「柱と梁」「管柱」といった主要な骨組みが、規定通りの方法で確実に接合されているかを一箇所ずつ見ていきます。

  • 耐力壁の精度

家の横揺れを防ぐ「筋かい端部」の固定はもちろん、筋かいの代わりに用いる「合板」を打ち付ける釘の種類や、その打ち込み間隔までも計測対象です。

  • 屋根周りの緊結

屋根を支える「たる木」の固定や、台風で屋根材が飛ばされないための「屋根葺き材」の緊結状況まで確認し、建物全体の安全性を確定させます。

見えない安心を「確信」へ

上記にご紹介した以外にも、基礎や土台などのチェック項目もございます。

中間検査をクリアした現場は、これから内装工事へと進み、どんどん『家』らしくなっていきます。このワクワクを、ぜひ私たちと一緒に楽しみましょう!

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